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鈴木 芳代; 坂下 哲哉; 服部 佑哉; 簗瀬 澄乃*; 菊地 正博; 舟山 知夫; 横田 裕一郎; 辻 敏夫*; 小林 泰彦
no journal, ,
神経系のモデル生物である線虫()に、その生存に影響しない程度の放射線(1000Gy以下の線)を照射すると、照射量に依存して運動が低下する。従来より、線虫の運動性の評価には、頭部の屈曲回数(Body bends)が用いられており、照射個体の評価も非照射線虫に準じてBody bendsを指標として行われてきた。しかし、体幹後部のくねりが緩くなり、移動の範囲が非照射に比べて狭くなるなど、照射線虫に観られる全身的な運動の微妙な変化は、Body bendsでは評価できなかった。そこで、本研究では、放射線の運動への影響をより詳細に理解することを目的として、線虫の全身的な運動の変化を捉え得る画像解析を用いた新しい指標を提案し、運動の定量評価を試みた。講演では、予備的なデータを示し、新しい線虫運動評価法の有効性について議論する。